easyMarketsで利用可能な口座タイプには、「スタンダード口座」「プレミアム口座」「VIP口座」「MT5口座」の4種類があります。
この様に口座タイプ自体の種類が多いうえ、easyMarketsでは使用する取引ツールの違いが最大レバレッジやスプレッドといった様々な要素に影響を与える為、特にFX初心者の方にとっては自身に最適な口座タイプを判断するハードルが高いと言えます。
そこで本記事では、easyMarketsで利用可能な4つの口座タイプについて、
・口座タイプごとの特徴
・それぞれの口座タイプと相性の良いトレーダーの特徴
・利用する口座タイプを選ぶ際のポイント/注意点
・口座タイプの確認/変更方法
・口座タイプに関するよくある質問
といった点を中心に分かりやすく解説します。
easyMarkets の口座タイプと特徴
easyMarketsで利用可能な口座タイプは、「MT5口座」「スタンダード口座」「プレミアム口座」「VIP口座」の全4種類です。
「MT5口座」を除く3つの口座タイプは入金額によって、スタンダード→プレミアム→VIPの順に口座タイプがランクアップする仕組みとなっています。
4つの口座タイプごとの特徴について、以下でより詳しく見てみましょう。
easyMarketsのスタンダード口座の特徴
スタンダード口座はeasyMarketsにおける全口座タイプの中で最も入金額が少なく、小額トレーダーの方やFX未経験の方にも使いやすい口座タイプです。
独自ツールやリスク回避機能といったeasyMarketsが提供している機能も一通り利用できるので、プレミアム口座やVIP口座の利用を将来的に検討されている方は、まずスタンダード口座の取り扱いをマスターすることから始めるのが良いでしょう。
ちなみにeasyMarketsでは口座開設を手続きが完了すると、自動的にスタンダード口座が開設されます。口座タイプをプレミアム口座やVIP口座へとアップグレードする為には、スタンダード口座を開設した上で下記の入金条件を達成後、所定の手続きを行う必要があります。
easyMarketsのプレミアム口座の特徴
プレミアム口座はスタンダード口座を開設後、2,000ドル以上の入金と所定の口座変更手続きを行うことで利用可能となる口座タイプです。
スタンダード口座よりも狭いスプレッドでの取引が可能で、スキャルピングを好むトレーダーの方におススメな口座タイプとなっています。
プレミアム口座のアップグレード版であるVIP口座だと更に狭いスプレッドでトレードを行えるのですが入金条件が厳しい(「10,000ドル以上の入金」)点を考慮すると、プレミアム口座はスプレッドの狭さと口座開設までのハードルのバランスが取れた口座タイプであると言えるでしょう。
easyMarketsのVIP口座の特徴
VIP口座はeasyMarketsにおける全口座タイプの中で最もスプレッドが狭い口座タイプです。
口座開設に必要な入金額は10,000ドル以上と厳しいですが、「平日24時間の電話対応およびライブチャット取引が可能」「パーソナルアナリストへのアクセスが出来る」といった様々な特典が受けられます。
VIP口座は取引環境の面で非常に優れているので、スキャルピングトレーダーはもちろん、長期間の大口取引を希望されるトレーダーの方にもおススメな口座タイプであると言えます。
3つの口座タイプによるスプレッドの違い
ここまでご紹介してきた通り、easyMarketsでは「スタンダード口座」→「プレミアム口座」→「VIP口座」と口座タイプがアップグレードされるに連れて最低入金額が高くなり、かつスプレッドが狭くなる傾向があります。
easyMarketsのMT5口座の特徴
MT5口座はeasyMarketsにおける口座タイプの中で唯一、変動スプレッド制を採用している口座タイプです。
最大レバレッジも500倍と、他の3種類の口座タイプ(200~400倍)よりも高く設定されています。また、最低入金額についてはスタンダード口座と同じ25ドルです。
「固定スプレッドだとスプレッドが広く感じてトレードしづらい。
けれど口座タイプをアップグレードする為に多額の入金を行うのはちょっと…」と感じている方は、少ない資金で500倍のハイレバレッジトレードを行えるMT5口座を利用することをおススメします。
以上4つが、easyMarketsで利用可能な口座タイプとなります。
easyMarketsの口座タイプ別おすすめトレーダー
ではここからは、先ほどご紹介したeasyMarketsにおける4つの口座タイプごとの特徴を踏まえた上で、どういったトレーダーの方がどの口座タイプを利用するべきなのかについて考えてみましょう。
スタンダード口座がおすすめなトレーダー
スタンダード口座はeasyMarketsで口座開設を行うと最初に利用することになる口座タイプです。
最低入金額も25ドルと安く、またeasyMarkets独自の取引ツールも使用可能な為、easyMarketsの取引環境に慣れたい方やFX初心者の方にはうってつけの口座タイプであると言えます。
まずスタンダード口座を使ったトレードで経験を積んだ上で、より大口の取引や取引コストの削減を目指して口座タイプをアップグレードしていくことをおススメします。
プレミアム口座がおすすめなトレーダー
プレミアム口座はスキャルピングトレードを得意とする方におススメな口座タイプです。
スタンダード口座と比べてスプレッドが狭い為取引コストが安く済みますし、easyMarkets
自体も全口座タイプ共通で取引手数料が無料なので、短期間の取引を繰り返すスキャルピングと相性の良いFX業者であると言えます。
資金に余裕があればVIP口座へと口座変更を行い、更に狭いスプレッドでスキャルピングを行う手法も効果的です。
VIP口座がおすすめなトレーダー
VIP口座はeasyMarketsにおける口座タイプの中で最もスプレッドが狭く、またライブチャット取引を始めとした各種特典を受けることが可能な、取引面で優遇された口座タイプです。
なのでスキャルピングはもちろん、長期間の大口取引を行いたいと考えておられるトレーダーの方にもおススメできる口座タイプであると言えます。
ただし、VIP口座は口座変更に関する入金条件が10,000ドル以上と厳しいので、スタンダード口座やプレミアム口座でトレードを重ねてまとまった投資資金を確保した上で口座開設を行うことを推奨します。
MT5口座がおすすめなトレーダー
MT5は最低入金額が少なくまた最大500倍のレバレッジが適用可能な点から、海外FX業者を使ったハイレバレッジトレードに興味がある方向けの口座タイプです。
また、サポートツールであるTrading Centralのインジケーターやテクニカル分析を活用したいトレーダーの方にもおススメの口座タイプであると言えます。
ただしMT5口座では、独自ツールを使う場合に適用可能なスリッページなしやストップロスの自動設定といった特典を利用できない為、ある程度FXに慣れない内はスタンダード口座を利用するのが良いでしょう。
easyMarkets の口座タイプにおける共通点4つ
では次にeasyMarketsにおける口座タイプに共通している点を4つ、順番にご紹介します。
ロスカット/マージンコール水準
easyMarketsでは口座タイプの違いに関わらずロスカット水準は30%、マージンコール水準は70%に設定されています。
30%という水準は海外FX業者の中でも平均的なラインであると言えるでしょう。
マージンコールが発動した際には有効証拠金を増やす、一部のポジションを決済して必要証拠金を減少させるといった対策を早めに打つ様に心がけましょう。
取引手数料が無料
easyMarketsでは4種類の口座タイプ全てが、取引手数料無料で利用可能となっています。
加えてアカウント料金も全口座タイプで無料なので、15分ほどの口座開設手続きさえ完了させれば取引コストを気にすることなくトレードを行うことが可能です。
スプレッドが固定(MT5口座を除く)
easyMarketsではMT5口座を除く3種類の口座タイプで固定スプレッド制を採用しています。
固定スプレッド制は変動スプレッド制と比べて若干スプレッドが広くなる傾向がありますが、相場の影響を受けて数値が変動することが無いので収益計算が行いやすく、特にFX初心者の方にとっては取引を多用しやすい仕組みであると言えます。
複数口座の保有は出来ない
easyMarketsで保有できる口座は1トレーダーにつき1つまでとなっており、複数の口座タイプを同時に保有することは出来ません。
ただし、TradingView→MT4といった取引ツールの変更は可能ですので、取引条件を変えたいと考えておられる方は取引ツールの変更を検討されることをおススメします。
easyMarkets で口座タイプを選ぶ際の2つのポイント
ここまでご紹介してきたeasyMarketsにおける口座タイプ全4種類の内容を踏まえた上で、実際に使用する口座タイプを選ぶ際のポイントや注意点を2つ、以下で順番にご紹介します。
口座タイプの変更条件を正確に把握しておく
easyMarketsで登録手続きを行うと初めにスタンダード口座が開設され、その後入金額に関する条件を満たすことでプレミアム口座やVIP口座へと口座タイプをアップグレードすることが可能となります。
スプレッドの狭い上位の口座タイプを登録後すぐに開設することは出来ない点を把握しておきましょう。
取引ツールによる違いに気を付ける
easyMarketsでは独自ツール・MT4・MT5の内どの取引ツールを利用するかによって、最大レバレッジやスプレッドといった取引面における重要なスペックが変動します。
特にMT5を使用する場合、ストップロスの自動設定やスリッページといった取引の安全性における機能が利用できなくなってしまうので、特にFX初心者の方はeasyMarkets独自ツールを使ったスタンダード口座での取引を推奨します。
easyMarketsで口座タイプを確認/変更する方法
ここではeasyMarketsで現在利用中の口座タイプを確認する方法、および使用する口座タイプを変更する方法をそれぞれご紹介します。
口座タイプを確認する方法
easyMarketsで現在利用中の口座タイプを確認する手順は次の通りです。
・easyMarkets会員ページへログインする
↓
・会員ページ右側のメニュー画面から「プロフィール」→「マイアカウント」の順にクリック
↓
・「アカウントのタイプ」の項目に現在利用中の口座タイプが表示される
口座タイプを変更する方法
easyMarketsで口座タイプを変更する方法は次の通りです。
・指定された入金条件を満たす。
↓
・easyMarketsサポートセンター(support@easyMarkets.com)宛てに口座変更申請メールを送る
プレミアム口座への変更には2,000ドル以上の入金が、VIP口座への変更には10,000ドル以上の入金がそれぞれ必要となります。
easyMarketsの口座タイプに関する質問Q&A
では最後に、easyMarketsの口座タイプに関する質問の内、ネット上やeasyMarkets公式HPで多く寄せられているものについて以下でご紹介しておきます。
easyMarketsの口座タイプまとめ
本記事ではeasyMarketsにおける4つの口座タイプ「スタンダード口座」「プレミアム口座」「VIP口座」「MT5口座」について、それぞれの口座タイプの特徴や各口座タイプと相性の良いトレーダーの特徴、そして口座タイプを選ぶ際のポイントや注意点等についてご紹介しました。
easyMarketsの様な取引ツールによって最大レバレッジやスプレッドが変動するFX業者は海外でも珍しく、知らずに口座開設を行ってしまうと後々トラブルや混乱の元となるでしょう。
これからdeasyMarketsで口座開設を行う予定の方は本記事でご紹介した内容を確認しつつ、自身のトレードスタイルに最適な口座タイプを開設する為の条件をしっかりと把握しておきましょう。