easyMarkets(イージーマーケッツ)は、2001年に設立された海外FX業者です。
スペインサッカーの名門「レアル・マドリード」のスポンサーを務めている認知度の高い業者です。
FX取引では「インサイドビューワー」や「フリーズレート」といった、独自のサービスを提供。
もちろん、無料で作成・利用できるデモ口座にも対応しています。
今回は、easyMarketsのデモ口座の作成方法を画像付きで解説。
開設を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
easyMarketsの独自ツールのデモ口座開設方法
easyMarketsのデモ口座は「独自ツール」、「取引プラットフォーム」の2種類があります。
どちらも、まずはデモ口座の作成が必須です。
独自ツールの場合は、インストール不要で利用できます。
Step1:公式サイトからデモ口座の作成申し込み
まずは、公式サイトの「デモアカウントをお試しください」をクリックします。
次にデモアカウント作成に必要な情報を入力していきます。
情報は【名前】、【メールアドレス】、【デモ口座のパスワード】、【電話番号】の4点です。
最後に居住国を選べば、デモアカウント作成の手続きは完了です。
Step2:独自ツールのデモ口座作成完了
これで、独自ツールのデモアカウントの作成が完了です。
自動的にデモアカウントへログインし、ブラウザ画面で自社ツールのデモ取引が行えます。
easyMarketsの取引プラットフォーム「MT4」のインストール方法
取引プラットフォーム版は、デモ口座作成後にインストールを行えます。
プラットフォームは「MT4」、「MT5」から選択可能です。
今回は、「MT4」のインストール方法を解説します。
Step1:公式サイトから取引プラットフォームを選択
取引プラットフォームは、公式サイトのトップページから「プラットフォーム」メニューから選択します。
プラットフォームは、「PC版」、「iOS版」、「android版」から選べます。
Step2:MT4のライセンス同意書を確認
次に、MT4のライセンス同意書を確認します。
同意書確認後、MT4のインストールが始まります。
インストールは数分で完了します。
Step3:MT4とデモ口座の紐づけ
インストール完了後、MT4を立ち上げます。
まだ、取引はできないので、デモ口座との紐づけを行います。
デモ口座との紐づけは、「ファイル」の「デモ口座の申請」から行います。
取引サーバーは「EasyForex-Demo」を選択します。
次にアカウントタイプを選択します。
今回は、「新しいデモ口座」を選びます。
続いて、デモ口座の【口座タイプ】、【証拠金】、【レバレッジ】を設定します。
【口座タイプ】は「forex」、「forexGBP」、「forexEUR」、「forexJPY」、「forexAUD」の5タイプから選択可能です。
【証拠金】は、「3000」、「5000」、「10000」、「25000」、「50000」、「100000」、「500000」「1000000」、「5000000」の9種類から選べます。
【レバレッジ】は「1:1」、「1:10」、「1:25」、「1:50」、「1:100」、「1:200」、「1:400」、「1:500」の8つから選べます。
すべての条件を設定すれば、デモ口座の申請は完了です。
シンジケーターなどが作動すれば、デモ口座とMT4の紐づけは完了です。
すぐにデモ取引を始められます。
デモ口座とは
デモ口座は、仮想マネーを使用してFXトレードを体験できるサービスです。
リスクがないため、実際の利益や損失はありません。
口座タイプや取引ツールの違い、EAの動作確認などに最適です。
多くのFX会社がデモ口座を提供しており、簡単に開設できます。
初心者の方には、デモ口座でトレードの練習をすることをおすすめします。
easyMarketsのデモ口座の特徴
easyMarketsでは、独自のプラットフォームで利用できる、高性能ツールが大きな特徴です。
他社にはない、様々な取引手法がデモ口座で使用可能なので確認してみましょう。
独自のツールは以下の4点です。
- 損失を帳消しにできる「dealCancellation」
- 売買価格を固定できる「フリーズレート」
- 売買の比率が見れる「インサイドビューワー」
- 上昇 or 下落を予想する「easyTrade」
損失を帳消しにできる「dealCancellation」有り
easyMarketsでは、独自の最先端ツール「dealCancellation」を提供しています。
「dealCancellation」とは、取引前にdealCancellationを有効にし、有効時間を1、3、6時間から選択、表示された少額の手数料を払うことで、負けた取引をなかったことにできるツールです。
ボラティリティが高いときや、相場が大きく変動する経済指標発表時に利用することで、損失リスクを最小限に抑えることができます。
ボラティリティが高いときでも損失を恐れず取引できるので、取引チャンスが増加し、効率よく稼ぐことが可能です。
dealCancellationはデモ口座でも使用可能なので、上手な活用法を探してみましょう。
売買価格を固定できる「フリーズレート」
easyMarketsのデモ口座では、独自ツールの「フリーズレート」も使用可能です。
フリーズレートとは、商品の値動きを、画面上で最大3秒間一時停止できる機能です。
FXや仮想通貨取引などのボラティリティが高い取引や、経済指標時などの相場が急変するイベント時に、停止することもできるので、より有利な条件で取引することが可能になります。
フリーズレートは、手数料無料で一日に何度でも利用することができるので、スキャルピング取引などの超短期売買時の致命的な約低価格の誤差を解決するのに最適なツールです。
インサイドビューワー
easyMarketsのプラットフォーム限定で、「インサイドビューワー」が利用できます。
インサイドビューワーとは、実際にトレードしている投資家が、どちらのポジションを保有しているかの割合をグラフで表示してくれるツールです。
一目でどちらが優勢か見極めることができるので、エントリーの参考になります。
ただ、ポジション保有利率が高いところにエントリーすれば、必ず利益が出るとは限りません。
エントリーするための一つの要素として活用しましょう。
上昇 or 下落を予想する「easyTrade」
easyMarketsのWebプラットフォームでは、バイナリーオプションに似たオプション取引「easyTrade」を利用することができます。
「easyTrade」は、先に資金(損失保険金)とポジションの保有期間を選択し、その後、現在の相場から上昇するか下落するかを予想する取引方法です。
通常のバイナリーオプションは、特定の時間に為替レートが指定した値より上昇しているか下落しているかを予想する取引で、トレードの利益は一定です。
ですが、easyTradeはポジションの保有期間(1、3、6時間)以内であれば途中でも自由に決済を行うことができ、発生する利益に上限はなく、負けるときは最初にかけた損失保険金だけです。
利食いはできるが損切りが苦手、というような方には、先に損失額を固定して利益を最大化することができます。
通常のFX取引より利益は大きくなりませんが、上がるか下がるかを予測するだけなので分かりやすく、初心者にも取り組みやすいトレードが可能です。
easyMarketsのデモ口座を利用することのメリット
easyMarketsのデモ口座を利用するメリットは、以下の2点です。
- ゼロカットシステムあり
- バニラオプションに対応
ゼロカットシステムあり
easyMarketsでは、ボラティリティや相場の乱高下に関わらず、ゼロカットを利用できます。
ゼロカットシステムとは、急激な相場変動が起き、証拠金以上の損失が発生しても、超過したマイナス分を取り消してくれるシステムのことです。
海外FX業者の中には、経済指標時の前後や窓開け時にはゼロカットが適応されないことも多くありますが、easyMarketsでは問題なく適応されます。
バニラオプションに対応
easyMarketsでは、バニラオプションも利用可能です。
バニラオプションとは、アイスクリームで最もオーソドックスな味であることから、最も基本的なオプション取引を意味しています。
バニラオプションが取引するのは「ある資産を決められた時期・価格で売買する権利」です。
特定期間後の価格が、今と比べて上がるのか下がるのかに投資します。
上がると思ったら「コールオプション」を、下がると思ったら「プルオプション」を購入します。
easyMarketsの独自プラットフォーム、あるいはスマホのアプリから取引出来るので試してみましょう。
easyMarketsのデモ口座を利用することのデメリット
easyMarketsのデモ口座を利用するメリットは、以下の2点です。
- スワップポイントは全てマイナス
- レバレッジが低め
スワップポイントは全てマイナス
easyMarketsのスワップポイントは、基本的にマイナスです。
主要通貨や貴金属、エネルギー、CFD、株価指数、仮想通貨だけでなく、高金利通貨で有名なメキシコペソや南アフリカランドもマイナススワップとなっています。
スワップポイント運用にはあまり向いていないので、マイナススワップの商品を保有したまま日を跨ぐときは注意しましょう。
レバレッジが低め
easyMarketsのデモ口座の最大レバレッジは、海外FX業者の中では低い設定となっています。
レバレッジは、easyMarketsの独自プラットフォームとTradingViewで、最大200倍。
MT4で最大400倍、MT5で最大500倍までです。
国内FX業者の最大25倍と比較すると十分高い数字ですが、海外FX業の中には、最大レバレッジ1000倍や3000倍の業者もあります。
ハイレバレッジで取引を行いたい方は、easyMarketsでは物足りないかもしれません。
easyMarketsのデモ口座残高をリセット(追加入金)する方法
easyMarketsの独自プラットフォームでは、追加入金とリセットが可能です。
残高変更は、カスタマーサポートへ依頼すれば、対応してくれます。
なお、「MT4」、「MT5」のプラットフォームでは資金のリセットや追加入金はできません。
資金がなくなった場合は、新しいデモ口座を作成しましょう。
easyMarketsのデモ口座の注意点
easyMarketsのデモ口座利用時の注意点は、次の2点です。
- easyMarketsの独自プラットフォームではEAは利用不可
- MT4/MT5では独自ツールが使えない
easyMarketsの独自プラットフォームではEAは利用不可
easyMarketsでEA(自動売買)が利用できるのは、「MT4」、「MT5」のみです。
easyMarketsの独自プラットフォームとTradingViewでは、EAは利用できません。
EAが利用したい場合は、「MT4」、「MT5」をダウンロードしましょう。
MT4/MT5では独自ツールが使えない
easyMarketsは「easyTrade」や「dealCancellation」「フリーズレート」など、独自のツールが人気の海外FX業者です。
ですが独自のツールが利用できるのは、easyMarketsの独自プラットフォームのみとなります。
easyMarketsのデモ口座は、無制限に口座を開設できるので、独自ツールが使いたい場合は独自プラットフォーム、自動売買を運用したい場合には、「MT4」、「MT5」と使い分けないといけないので注意しましょう。
easyMarketsのデモ口座とリアル口座の違い
リアル口座とデモ口座には、次のような違いがあります。
- 使用する資金の違い
- 使用サーバーの違い
- キャンペーンはリアル口座のみ
使用する資金の違い
リアル口座とデモ口座は、取引に本物のお金(リアルマネー)を使うか、仮想の資金(バーチャルマネー)を使用するかが異なります。
リアル口座は自分の資金を使ってトレードを行うので、取引の結果によって自己資金が増減します。
一方デモ口座は仮想の資金を使ってトレードを行うので、どれだけデモ口座で取引を行っても、自己資金に変化はありません。
自分の資金を減らすことなく、トレードの練習をするのに最適なツールとなっています。
使用サーバーの違い
デモ口座とリアル口座は、使用しているサーバーが異なります。
リアル口座は「EasyForex-Live」といったサーバーで、デモ口座は「EasyForex-Demo」というサーバーで管理されています。
サーバーが異なることから、配信レートやスプレッドにもわずかな差が生じる可能性があります。
easyMarketsの「自社プラットフォーム」と「TradingView」は100%スリッページなしで約定できますが、「MT4」「MT5」は他のトレーダーの注文や経済指標発表の影響を受けて、約定力が落ちる可能性も。
約定力や約定スピードにこだわりたい場合は、自社プラットフォームの利用がおすすめです。
キャンペーンはリアル口座のみ
easyMarketsは、最大23万円の初回入金ボーナス、20%の再入金ボーナスにキャッシュバック、友達紹介など、多くのキャンペーン・ボーナスを開催しています。
リアル口座なら入金するだけで最大23万円のボーナスを受け取ることが可能ですが、デモ口座は対象外です。
デモ口座でボーナスを活用しての取引はできないので、試したい場合は、リアル口座を開設するしかありません。
easyMarketsのデモ口座にログインできない時の対処方法
デモ口座にログインできない場合の対処法をまとめました。
- プラットフォームによってログイン方法が異なる
- ログイン情報が間違っている
プラットフォームによってログイン方法が異なる
easyMarketsはプラットフォームが4つあり、それぞれブラウザ版とダウンロード版、モバイル版でログイン方法が異なります。
easyMarketsの独自プラットフォームと、TradingViewはダウンロードせずにWeb上でログインします。
easyMarketsの公式サイトで、ログインIDとパスワードを入力したらプラットフォームにログインすることができます。
一方、「MT4」、「MT5」はブラウザ上でログインできないので、直接ダウンロードした「MT4」、「MT5」へログインする必要があります。
この4つのプラットフォーム全てが、モバイル版に対応しています。
モバイル版は携帯のアプリからログインするので、間違えないように気をつけましょう。
ログイン情報が間違っている
デモ口座にログインできない場合、ログインIDやパスワード・選択しているサーバー名が間違っている可能性があります。
似ている大文字と小文字、コピーペーストの前に半角の空白がないかなど確認しましょう。
ログイン情報は、デモ口座開設完了時に「MT4」、「MT5」上に表示されます。
ログインできないときは、まずログイン情報を確認しましょう。
easyMarketsのデモ口座をダウンロードできない、開設できない時の対処方法
easyMarketsデモ口座をダウンロード・開設ができない場合の原因と対処法は、以下の3点です。
- 独自プラットフォームはダウンロード不可
- 違う業者のプラットフォームを使用している
- ネットワーク環境の不具合
独自プラットフォームはダウンロード不可
easyMarketsの独自プラットフォームは、ブラウザ版とアプリ版にしか対応していません。
そのため、プラットフォームをパソコンにダウンロードすることは出来ないので注意しましょう。
easyMarketsの独自ツールは、公式サイトにログインすればすぐ取引が可能です。
違う業者のプラットフォームを使用している
デモ口座は、easyMarketsの公式サイトからダウンロードしたプラットフォームからしか使用できません。
「MT4」、「MT5」が同じでも、他の海外FX業者からダウンロードしたものだと、利用できないので注意しましょう。
海外FX業者はそれぞれ専用のプラットフォームを開発・提供しています。
メタクオーツ社のMT4/MT5であれば使用できますが、easyMarkets公式が提供しているプラットフォームより、性能や使用感が若干劣る可能性があります。
ネットワーク環境の不具合
パソコンやスマホの通信環境や接続環境が不安定だと、正常にデモ口座をダウンロードできないことがあります。
Wi-Fの接続は正常か、使用しているパソコンのLANケーブルが緩んでいないかなど、基本的なところも見落としがちなので確認しましょう。
全ての対処法を確認しても開設が上手く行かない場合は、再度デモ口座を開設するか、サポートに問い合わせてみましょう。
easyMarketsデモ口座に有効期限(利用期限)はある?
easyMarketsデモ口座に、有効期限はありません。
一度デモ口座を開設したら、期限を気にせず利用することができます。
easyMarketsデモ口座に関するよくある質問
easyMarketsのデモ口座に関する質問をまとめました。
easyMarketsのデモ口座作成方法・特徴のまとめ
easyMarkets(イージーマーケッツ)のデモ口座は、損失を帳消しにできる「dealCancellation」、売買価格を固定できる「フリーズレート」、売買の比率が見れる「インサイドビューワー」といった、独自のサービスが充実していました。
一方で、スワップポイントは全てマイナス、レバレッジが低めという特徴も。
ただ、すべて無料で利用できるので、さまざまな取引トレーニングには最適です。
興味がある方はぜひ利用してみてください。