FXGTの口座タイプ5種類を比較！特徴と確認・変更方法を解説

FXGTは、日本人トレーダーからも注目されている海外FXのひとつです。

しかし、どのような口座があって、どういったトレードができるのかといったことが分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、FXGTの口座タイプを紹介し、それぞれの特徴などを分かりやすく解説します。

FXGTの口座タイプと特徴

FXGTは、「ミニ口座」「スタンダード+口座」「プロ口座」「ECN口座」「デモ口座」という5種類の口座タイプを提供しています。

トレードの目的や手法・レバレッジ・取引コストなどを考慮して、自分に合った口座タイプを選ぶことが重要です。

なお、関連してクリプトマックス口座もありますが、これは仮想通貨専用の口座なので、今回は触れません。

まずは5つの口座タイプについて、それぞれの特徴や違いについて見ていきましょう！

ミニ口座の特徴

ミニ口座は、たった5ドル（約700円）から始められる口座です！

そのため、海外FXの中でも特に敷居の低い状態でトレードできるのが特徴といえるでしょう。

通貨単位も1万通貨からトレードできるのも魅力です！

FXGTのミニ口座は、FXGTで利用できる最大レバレッジの1,000倍でトレードできます。

全ての通貨ペアで利用できるわけではありませんが、特定の通貨ペアでFXGTの最大レバレッジがそのまま利用できるのは魅力的なポイントと言えるでしょう。

5ドルからトレードできるのもミニ口座の特徴です。

5ドルであれば、とりあえず海外FXを試してみたいという方にも利用しやすい金額であり、リスクとしてもそこまで大きなものではありません。

ミニ口座という名前の通り小さく始められるのが、この口座のメリットです。

取引手数料も発生しません。

トレードで気になるのがスプレッドと共に取引手数料です。

FXGTのミニ口座では多くのトレーダーが気になる取引手数料を発生させずにトレードができます。

それでいて、もう一つの懸念点でもあるスプレッドは最小1.0pips（10ポイント）に設定されており、一般的な海外FXと比較しても狭い設定になっています。

その点もFXGTのミニ口座における特徴といえるでしょう。

最後がロット単位を1万通貨に設定していることです。

これによって、敷居の低いトレードが可能であり、ミニ口座の由来となっている点です。

1万通貨はレバレッジなしで用意するのが困難な金額といえます。

しかし、レバレッジをかけるので米ドル日本円でも1,000倍のレバレッジで最低10ドル程度用意すればトレードできるのです。

この特徴によってFXGTの敷居を一気に低くしてくれるのがミニ口座といえるでしょう。

また、すべてのボーナス（「新規口座開設ボーナス」「入金ボーナス」）を受け取れる口座でもあるので、少額の予算でもトレードに挑戦できる点もポイントです。

スタンダード+口座の特徴

スタンダード+口座は、FXGTの基本的な口座です。

基本的な口座なので、FXGTのスタンダードである最大1,000倍のレバレッジ、少ない初回入金金額のため少額で始められるといった特徴を備えた口座に設定されています。

スタンダード+口座は最低10万通貨からの取引ができる口座です。

ミニ口座の10倍なので、そこそこまとまった金額を用意しなければなりませんが、その分利益も得やすい環境と言えます。

それに取引手数料がこの口座でも発生しないので、まとまった金額の予算がある方にとっては利用しやすいでしょう。

スプレッドも1.0pipsからと海外FXの中でも狭い設定になっています。

それに加えて先ほど紹介した取引手数料無力という特徴も重なって利用しやすい、利益を狙いやすい口座です。

スタンダード+口座でもFXGTの最大レバレッジである1,000倍に設定されている通貨ペアがあります。

1,000倍のレバレッジに設定することで、FXGTは大きな利益を狙ったハイリターンなスタイルでのトレードが可能です。

弱点として最大保有可能ポジションが少なめになっています。

ミニ口座は150ポジションまで持てますが、スタンダード+口座は100口座までです。

そのため、自動売買のシステムとしては若干支障が出る可能性もあるでしょう。

なお、関連してスタンダード+口座もミニ口座同様にすべてのボーナスを受け取れる口座です。

そのため、資金に余裕がなくともトレードしやすい口座と言えます。

プロ口座の特徴

プロ口座は、FXGTで用意されている口座の中でも中上級者向けの口座です！

ボーナスが設定されていないため、全て自己資金でトレードする必要があります。

ただ、FXGTの口座でも比較的スプレッドが狭い口座として設定されていますから、利益を出しやすい口座といえるでしょう。

FXGTのプロ口座は、FXGTの口座でも比較的狭い、最小0.5pips（5ポイント）でトレードできる口座です。

実際、トレードすることの多い米ドルと日本円の通貨ペアでも0.8pips程度でトレードできます。

この狭さは、海外FXの中でもかなり狭い水準であり、国内FXに迫るスプレッドの水準と言えます。

狭いスプレッドが設定されている口座は多くの場合、取引手数料が発生することが定番です。

しかし、プロ口座ではそういった手数料は一切発生しません。

手数料が発生しない上にスプレッドが狭く利益を出しやすいため、少ない利益を積み重ねるスキャルピングのようなトレードで威力を発揮するでしょう。

これまで紹介してきた口座同様にSTO方式を採用しています。

これは、FXGTの運営が用意した市場の中でトレードをする方式であり、手数料が発生しない上に安定したトレードが可能な方式です。

運営会社が用意しているので、利益相反（運営が有利な操作をする行為）が発生するリスクはあるものの、安定したトレードができるメリットがあります。

先ほども触れれたとおり、FXGTのプロ口座ではボーナスを受け取れません。

狭いスプレッドと手数料無料というお得な特徴を持っているものの、その代償としてボーナスが受け取れないのは若干デメリットと言えます。

ただ、最低入金金額は5ドルからと非常に低く設定されているので、少額トレーダーにもフレンドリーな口座です。

ECN口座の特徴

ECN口座は、国際的な市場であるインターバンク市場で直接取引出るECN方式を採用している口座です！

これによって非常に狭いスプレッドでトレードが可能な点が特徴として挙げられます。

FXGTのECN口座は、0.1pipsからの狭いスプレッドに設定されているのが特徴です。

これは、直接インターバンク市場でトレードできるので売買の利益を上乗せされたスプレッドになりにくいことが挙げられます。

狭いスプレッドでトレードできる反面、インターバンク市場にアクセスするための手数料として、FXGTから取引手数料が設定されています。

その金額は1ロットあたり、6ドルです。

この金額は一般的な海外FXに比べると若干高額な水準となっており、デメリットとなっています。

ロスカットレベルも高めです。

他の口座ではロスカットを警告するマージンコールが証拠金の50％、ロスカット執行が20％に設定されています。

一方、ECN口座ではマージンコールが70％、ロスカットが40％と高いレベルに設定されているのが特徴です。

レバレッジレベルが1,000倍に設定されているので、ロスカットが他の口座に比べてさらに発生しやすくなっているのに注意が必要です。

デモ口座の特徴

FXGTはデモ口座が設定されています。

最大6口座までしか開設できないものの、自動売買システムや様々な条件でトレードできるので便利な口座です！

まず、FXGTのデモ口座では残高リセットや残高の変更は自動でできません。

そのため、利用にあたっては操作を行う必要があります。

残高リセットは、多くの海外FXのデモ口座で自動になっていますが、FXGTではマイページから操作を行って、デモ口座の残高をリセットしなければなりません。

さらにこのマイページからは操作によって残高をへらしたり、細かな変更をするためには、FXGTのサポートに連絡します。

連絡したうえで、サポートが操作して残高を指定した金額に変更するといった流れです。

口座の残高操作はしにくいものの、FXGTで用意されているすべての口座の設定でデモ口座が開設できます。

ミニ口座はもちろん、取引方式が異なるECN方式も再現したトレードが可能です。

残高口座によるレバレッジ制限もリアル口座同様に再現されています。

口座残高が10,000ドル相当を超えたタイミングで、デモ口座の最大レバレッジもFXGT同様に1,000倍から500倍へ制限されます。

30日間放置すると口座が自動閉鎖する仕組みです。

中長期のトレードを再現したい方にとっては若干不便さを感じるかもしれません。

FXGTの口座タイプ別おすすめなトレーダー

ミニ口座がおすすめなトレーダー

FXGTの口座タイプ別おすすめトレーダーについて解説します。

結論、FXGTを始める方にとっておすすめなのは、FXGTのミニ口座です。

その理由は次のとおりです。

FXGTのミニ口座は、FXGTの最大レバレッジである1,000倍でトレードできます。

そのため、FXGTを始めたばかりで資金力がそこまで多くない方もまとまった金額でトレードを試せます。

さらに5ドルから始められるので資金力がなくともトレードできる点もメリットです。

少額からでも通貨単位が1万通貨からなので、様々な通貨ペアでトレードに挑戦できます。

10万通貨の場合は、米ドルと日本円の通貨ペアで若干敷居が高くなりますが、1万通貨程度であれば10ドル用意するだけでトレードを始められます。

もちろん、少額トレーダーでも多くのボーナスが受け取れるので、ボーナスの資金力でトレードに挑戦できる点もメリットであり、おすすめの理由です。

ボーナスをフル活用してチャンスを狙ってみましょう。

スタンダード+口座がおすすめなトレーダー

スタンダード+口座がおすすめなのは、中級者以上のトレーダーです。

その理由は次のとおりです。

FXGTのスタンダード+口座はバランスの良い取引条件が用意されています。

FXGTの最大レバレッジである1,000倍でのトレードが可能なだけでなくボーナスも全て受け取れることから資金面でのサポートも期待できる環境です。

さらにロスカットレベルもFXGTの中で低い設定になっているため、ロスカットのリスクも少なめになっています。

取引手数料も発生しないため、スプレッドのみを気にすればトレードできる環境です。

ただ、通貨単位が10万通貨に設定されているので、ある程度の資金を用意する必要がある点があるため、初心者で口座開設するには敷居が高いといえるでしょう。

取引方式はFXGTが用意している市場で行うSTP方式なので、そこまでスリッページ（注文のタイミングのずれ）や約定拒否（注文が通らない）といったトラブルもあまりありません。

安定したトレードを希望する中級者以上のトレーダーに向いている口座です。

プロ口座がおすすめなトレーダー

FXGTのプロ口座がおすすめな人は、スキャルピングを多用する人で、その理由は次のとおりです。

取引手数料が無料に設定されています。

さらにスプレッドが狭いため、コツコツと利益を少額の利益を積み重ねるスキャルピングの手法とも親和性が高いといえるでしょう。

保有可能ポジションもFXGTの口座の中で最も多い200に設定されています。

これはECN口座やスタンダード+口座よりも100多く、ミニ口座よりも50多い数です。

自動売買によるトレードが可能なので、無数の注文を出してスキャルピングを利用することによる大量に決済を繰り返すといった先方も取りやすいのがおすすめの理由です。

ロスカットレベルも低くなっています。

マージンコールが50％、ロスカットが20％に設定されており、これはFXGTの口座の中で最低レベルです。

そのため、スキャルピングでギリギリまで勝負できる環境といえるでしょう。

ECN口座がおすすめなトレーダー

ECN口座がおすすめな人は、透明性のあるトレードをしたい方や裁量取引でスキャルピングをしたい人です。

その理由は次のとおりです。

FXGTでゆいいつECN方式を採用しているのがECN口座です。

ECN方式は直接国際市場へアクセスしてトレードができるので、スプレッドが非常に狭く、市場とトレーダー以外に干渉する存在がありません。

そのため、透明性が高く、狭いスプレッドでトレードできる環境にあります。

この点がおすすめのポイントです。

ストップリミットレベルがゼロに設定されている点も注目です。

ストップリミットレベルとは、買った金額よりもある程度金額が変化した状態でないと売れないという基準のことで、ゼロに設定されているということは、買った金額と同額でも手放せることを意味します。

そのため、スキャルピングのようにポジションを早めに手放して損失を回避したいというシーンで大活躍する仕組みといえます。

他の口座は、いくらかのレベルが設定されているため、このような手法でポジションを手放すことはできません。

保有可能ポジションは、他の口座の半分程度です。

デメリットではありますが、ポジションを持つほど含み損と呼ばれる潜在的な損失になっていることも少なくありません。

そういったリスクを抱えにくいという意味では、ECN口座がもつ特徴としてメリットにつながるでしょう。

デモ口座がおすすめなトレーダー

最後にFXGTのデモ口座がおすすめのトレーダーは、FXGTを利用する全てのトレーダーです。

その理由は次のとおりです。

FXGTのデモ口座は全ての口座を再現できる優れた口座です。

取引方式が異なるECN口座や通貨単位が異なるミニ口座も利用できます。

海外FXでは、このように取引ルールが異なる口座について、デモ口座が利用できないケースも見られますが、FXGTではそういった制約がありません。

30日間ログインがないと自動閉鎖してしまうデメリットはあるものの、ログインして操作すれば無期限での利用が可能です。

自動閉鎖するまで放置しなければ、いくらでも利用できるため、スキャルピングやスイングトレードだけでなく中長期のトレードをしているトレーダーも利用しやすい環境です。

デモ口座ですが、FXGTではEA（自動売買）にも対応しています。

そのため、リアルの相場をそのまま利用したフォワードテストを実施できる環境でもあります。

過去のデータで優秀な成績を収めている自動売買でも現在進行形の相場には対応できない場合も少なくありません。

そういった自動売買かどうかを検証できる環境が用意されています。

このようにデモ口座は様々なスタイルや自動売買のトレードを体験できるため、全てのトレーダーに利用をおすすめしたい口座です。

FXGTで口座を選ぶ際の4つの注意点

FXGTで口座を選ぶ際には注意点もあります。

それは、次の4つです。

これらについてみていきましょう。

注意点1：MT5しか利用できないこと

FXGTでは、プラットフォーム、いわゆる取引ツールがMT5しか利用できません。

これはどの口座を選んでも同じです。

MT5は、確かに現在の最新プラットフォームではあるものの、自動売買のレパートリーやインジケーターの種類など、そこまで多くありません。

むしろ、前バージョンのMT4の方が圧倒的に豊富な自動売買とインジケーターをそろえています。

しかし、MT4を利用できる口座が用意されていないため、MT5のみでトレードに臨む必要があるのです。

一般的な海外FXでは、口座によってMT4が利用できるといったケースも多く見られますが、FXGTではそういった選択肢を口座選びで利用できません。

注意点2:STP方式でも約定力が弱いこと

FXGTでは、運営が用意しているSTP方式と国際市場にアクセスするECN方式を採用しています。

ECN方式はシステムの約定力が左右してしまうので、どうしても約定力が弱い面は否めません。

FXGTよりも大きなFX会社や強力な取引システムを持つFX会社に比べると、どうしても不利になることも多いからです。

しかし、FXGTが用意しているSTP方式であっても、なぜか約定力が弱く、スリッページを引き起こすことも度々あるのです。

これはECN口座以外の、どの口座を選んでも同様のことが起こりうるので注意しましょう。

注意点3:流出トラブルに注意が必要なこと

FXGTは、現在セキュリティを強化しているものの、過去に預かった資産が不正流出するという不祥事を起こしています。

運営会社が変わったり、運営体制が改善されたりといった試みが行われて、現在はセキュリティが強化されているものの、国内FXには事例がない危険な不祥事を引き起こしているのは確かです。

そのため、安易に多額の財産を預けるのではなく、分散投資を行ってFXGTだけに資産が偏らないようにしましょう。

注意点4:通貨単位がやや高めなこと

FXGTでは、通貨単位がほとんど10万通貨、ミニ口座でも1万通貨に設定されています。

これは、他の海外FXの中にはもっと低く設定されている口座も存在するため、決して低い水準ではありません。

少額で、もっと気軽にトレードしたいという場合は、他の海外FXの口座を検討することが必要です。

それでも、まとまった金額でトレードしているトレーダーにとっては、そこまで注意点ではないため、比較的高いという認識だけでも良いかもしれません。

FXGTの口座タイプまとめ

FXGTには、個性的な4つの口座タイプと1つのデモ口座が用意されています。

それぞれ特徴があり、取引スタイルも変化しますが、デモ口座を利用することでそれらの違いを体験できる環境が用意されています。

取引手数料が発生するものや発生しないものを用意しているのでそれらの違いについてデモ口座で知っておくのがよいでしょう。

ただ、最後に紹介した注意点を知って、FXGTと上手に付き合うことも、FXGTで効率よく利益を得るために重要なことです。

まずは、ミニ口座やデモ口座でFXGTの取引環境を体験することをおすすめします。

以上、FXGTの口座タイプ5種類を比較！特徴と確認・変更方法を解説…でした。